その名のとおり、瀬長島は南国の青い海に浮かんでいる。地図で探すと島は那覇空港のすぐ南、実際は沖縄本島と海中道路で結ばれているので、車に乗り込めば約10分でホテルに着く。
 2013年2月にオープンしたばかりという新しいリゾートホテルらしい、「琉球風」のエッセンスをちりばめたスタイリッシュなデザイン。ホテルの地下1,000mから毎分500リットル50℃の高温泉が湧き、「天然温泉の大露天風呂に浸かりながら大海原に沈む夕景を楽しむ」という至高の時間をゲストに約束してくれる。全室禁煙で総客室数100以上。スタンダードのダブル・ツインルームに加えて、琉球畳の和室がある天然温泉の露天風呂付和洋室や、より上質なリゾート時間を味わいたい方向けの特別室「按司(あんじ)の部屋」も用意されている。
 エアポートビューの部屋は、テラスに出ると那覇空港がすぐ目の前。澄み切った濃い青空をバックに描かれる離着陸の光景は、いくら見ていても見飽きることがないほど迫力があり、かつ美しい。そして日が傾く頃合に、待望の露天風呂「龍神の湯」へ。夕日と空港の「競演」が楽しめるのは、沖縄ではこのホテルだけ。絶景を目に焼き付け、存分にリフレッシュして、車で約15分ほどという国際通りへと繰り出そう。

▲写真上:ホテルから車で約10分ほどの距離には、空港からもっとも近い場所に位置する南部屈指のビーチ「豊崎美らSUNビーチ」がある。ビーチとホテルが提携しているので、宿泊したゲストは、バナナボートやシーカヤックなどの各種マリン体験をお得に楽しむことができる。写真下:のんびりビーチで過ごすのも南国の島の醍醐味。夕日が沈む時間はロマンチックな雰囲気に。