HOME > 和の心とふれあうなごみの旅〜長崎編〜 

海あり、高原あり、神秘の離島あり、
お好みのロケーションで夏の温泉旅を楽しんで
 対馬、壱岐、五島列島をはじめとする長崎県の島嶼の数971は、日本一。2位の鹿児島605、3位の北海道508を大きく上回っています。都道府県別の面積でいえば37位であるにも関わらず、海岸線の長さが4,137kmと、20倍近い面積の北海道に次いで日本で2番目につけています。島嶼の数だけでなく、複雑に入り組んだリアス式海岸であることも、その理由です。また、南部が温暖であるのに対して、活火山地帯である島原半島には標高700mの高地があるなど、幅広い気候が県内に存在しています。
 長崎にある温泉地も、いうまでもなくバラエティに富んだ場所にあります。例えば、平戸温泉は、約400年前に西洋貿易が始まった地であり、陸路の日本最西端の海岸沿い。昨年公開された高倉健氏主演「あなたへ」の舞台にも選ばれました。雲仙温泉は、昭和9年に日本で最初に国立公園に選ばれた島原半島の雲仙に位置。避暑地に湧く、硫黄を含んだ強い酸性泉は古くから人々を癒しています。
 海に浮かぶ島にも名湯がひとつ。大陸との交流の中継地にある壱岐島には、鉄分を豊富に含む温泉が湧き、離島の美しい夕日を眺めながらの湯浴みを楽しむことができます。
 今年の夏の温泉旅は、海辺の温泉、それとも高原の温泉?温泉だけでなく、しっかり観光も楽しみたいという欲張りな方も、長崎をぜひ候補地に加えてみてはいかがでしょうか。
【雲仙温泉】日本で最初に国立公園に指定された自然美と名湯の地
雲仙 富貴屋 雲仙市小浜町雲仙320 海の幸山の幸盛り沢山の「富貴屋」の味も旅の楽しみに 雲仙地獄を再現した桃山式庭園が敷地内にあり、露天風呂や客室からも、湯けむりの地獄を一望できる。新鮮な海の幸山の幸をふんだんに使った料理も旅の楽しみのひとつ。「富貴屋」の味に舌鼓をうち、温泉旅行を満喫したい。

ゆやど 雲仙新湯 雲仙市小浜町雲仙320 4つの源泉を引く湯巡りと、旬の味覚を使った創作料理を満喫 地元島原半島の旬の食材を使った料理が自慢の宿「新湯」。既製品をいっさい使用しない、手作りのオリジナル創作料理がゲストの頬を緩ませる。敷地内には4つの硫黄泉が湧き、館内の湯船で湯巡りが楽しめる。露天風呂客室は特別な日に。

九州ホテル 雲仙市小浜町雲仙320 目の前に広がる山々と幻想的な雲仙地獄が織りなす眺めは壮観そのもの 雲仙地獄のすぐ目の前で、新旧×和洋を絶妙なバランス感覚で取入れた個性的な空間が迎えてくれる。リゾートホテルの癒しとシティホテルの快適性を併せもつ客室、多彩な趣の温泉が、訪れるすべてのゲストを魅了。貸切露天風呂は雲仙最大級。

雲仙宮崎旅館 雲仙市小浜町雲仙320 メタケイ酸100mg以上の白濁の湯で圧倒的美肌効果を実感 雲仙地獄内の大叫換地獄、邪見地獄から引く源泉は、「美肌形成」に効果的とされるメタケイ酸100mg以上。野趣溢れる露天風呂や広々とした大浴場で、その恩恵を堪能できる。料理の要は、厳選した地元食材と秘伝のダシ。夕食は部屋食でごゆっくり。

雲仙観光ホテル 雲仙市小浜町雲仙320 創業77周年を迎えた九州唯一のクラシックホテル 雲仙が国立公園に指定された1935年に創業。昭和初期のエスプリが漂う山小屋風の佇まいは、創業当時から注目を集め、2003年国指定の登録有形文化財にも認定された名建築。2012年スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドにも加盟。

【平戸温泉】幾つもの教会やオランダ商館、平戸城などがある歴史ロマンの街で別格の湯浴み
国際観光ホテル 旗松亭 平戸市大久保町2520 湯のぬくもりと潮の香り、眺望絶佳な展望露天風呂が好評 西海国立公園内にあり、宿が建つ高台からは、平戸港や平戸城、平戸大橋も眺められる。とくに平戸温泉を引いた展望台浴場と展望露天風呂からの眺望はすばらしく、「旗松亭」の代名詞と謳われるほど。平戸の味を取揃えた食事も申し分ない。

【壱岐湯ノ本温泉】神功皇后が応神天皇の産湯に使わせたという1,700年の古湯
海里村上 壱岐市勝本町立石西触119-2 目の前に広がるのは、心が洗われる一幅の名画のような景色 穏やかな海に小島が浮かぶ美しい景色を、全客室から眺められる。夕陽は全国の100選。源泉かけ流しの温泉に、あわび、うになどの新鮮な魚介類、幻の壱岐牛などを自慢の「海里料理」も贅の極み。すべてに「本物」を追求するスタイルが旅を優雅に彩る。