江戸時代、南部藩によって保養地に指定されていたという歴史ある大湯温泉。その歴史は800年を刻み、古くから「いで湯の里」として親しまれている。
「ホテル鹿角」は、自然と温泉情緒が一体となった近代和風の佇まいをみせる、大湯温泉郷を代表するホテル。「安らぎとくつろぎ」をコンセプトに、日本庭園には、広大な池と幅16mもの大滝を配し、十和田湖の南の玄関口で、旅を楽しませてくれる。
四季の彩りが鮮やかな中庭や、ゆったりとした開放感のあるロビーをはじめとする贅沢な館内は、まさに「近代和風観光ホテル」と呼ぶにふさわしい。檜風呂を完備したスイートルーム、特別和洋室、ツインルームなどの華やかで気品に満ちた空間は、どこまでも心地よく旅の疲れを懐かしいぬくもりで癒してくれる。
夕食に用意されるのは、地元の旬の素材を用いた四季折々の郷土料理。ひと休みした後、窓越しに見える山々を眺めながら、澄み切った空気を胸いっぱい吸い込めば、知らず知らずのうちに心からリラックスしている自分に気づくはずだ。
写真上:開放感ある広い大浴場からは四季折々の景観が楽しめる。開湯800年の湯を堪能したい。/写真下:春夏秋冬で様々な表情を見せる和の風情を漂う中庭。喧騒を忘れて森林浴をホテルで楽しむのもいい。