草津温泉の歴史と特徴
自然湧出量毎分32,300リットル以上は日本一。酸性度はpH値2.1と日本屈指の高さで殺菌力は抜群。古くより多くの人々が身体を癒しに草津へ訪れています。江戸時代には、草津の湯に惚れ込んだ八代将軍・徳川吉宗が、樽ではるばる湯を江戸まで運ばせたという話も優れた泉質を証明する逸話のひとつ。湯だまりや足湯などで、手や足を数分間浸すだけでも温浴効果があるといわれています。
街の中心部で立ちあがる湯煙は、草津温泉のシンボル・「湯畑」。木桶を通すことで約53℃ある源泉の温度を下げ、水で薄めることなく宿などへ運ぶ。広さは1,200㎡、湯畑だけで毎分4,000リットルの湯が湧き出ており、壮観な光景は迫力満点です。また湯畑で採れる湯の花は入浴剤などに利用され、草津土産としても販売されています。
「草津よいとこ一度はおいで・・・」のフレーズで知られる湯もみ唄も有名。その湯もみ唄を歌いながら行う昔ながらの「湯もみ」は、高温の源泉を水を使わず冷ますために江戸時代に考案された方法で、現在は湯畑前にある「熱の湯」で ショーとして楽しむことができます。
草津温泉のみどころ
熱の湯
草津の名物「湯もみショー」を開催。幅30cm、長さ180cmの木の板で湯をもむ様は風情たっぷり。 |
草津町温泉資料館
等身大の人形で温泉祭りや江戸時代の入浴場面を再現。観光スポットの案内も。 |
草津熱帯圏
ベゴニアなど熱帯の動植物を展示する楽園。動物は250種1,000匹。ふれあいコーナーもある。 |