湯河原温泉の歴史と特徴
万葉集4,500首のなかに詠まれた数少ない温泉のうち、関東以北で唯一となるのが湯河原温泉です。主だった泉質として硫酸塩泉、単純温泉を有する、温熱効果と保温効果に優れた湯は、中世には武士や村人の湯治場とされ、江戸時代には温泉番付で東の小結に選ばれています。
湯河原温泉の名がさらに全国的に知られるようになったのは、明治の日清・日露戦争が契機。湯河原火山のカルデラ内に湧出する温泉は、石膏成分を含み、傷や打ち身などのよく効く「傷の湯」として江戸時代からつとに有名。そのため日清・日露戦争の傷病兵の療養地に指定され、たくさんの人が訪れるようになったのです。国木田独歩、夏目漱石、島崎藤村、芥川龍之介、谷崎潤一郎ら、たくさんの文豪も訪れ、小説の舞台として描かれています。
東京から約100km、箱根外輪山、伊豆・熱海の山と相模湾に囲まれ、夏は涼しく冬は暖かい気候に恵まれた地の利も魅力。渓谷や草原など四季折々の美しい風景との出会いと、温泉での安らぎの時間を楽しみに足をお運びください。
湯河原温泉のみどころ
万葉公園
万葉集に書かれた数多くの万葉植物が植えられた緑豊かな公園。園内には歌碑、国木田独歩碑が建てられている。「日本の歴史公園100選」にも認定。 |
独歩の湯
万葉公園内にある日本最大級の足湯。温泉の効能に加え、9つの足湯で足裏を刺激すればより健康に。 |
不動滝
滝壷の脇に祀られた不動明王がその名の由来。豊かな水量を誇る落差15mの名瀑。 |
エリア:神奈川県 > 湯河原温泉
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