皆生温泉の歴史と特徴

皆生温泉があるのは鳥取県の西の端。島根県との県境に接する米子市に位置し、日本海に面した海辺の温泉地です。目の前に白砂青松の美しい海岸線、背後には中国地方最高峰の国立公園大山と、大変ロケーションに恵まれています。地名は安土桃山時代の天正年間に、この地にあった大きな池の名前「海池」に由来。現在の「皆生」の文字が使われるようになったのは江戸時代末期からといわれています。
漁師が海中に湧き出すのを発見した1900年が始まりとされる、比較的歴史の浅い温泉地で、東西約1km、南北約0.4kmと温泉街も広くはないものの、旅館、ホテル公共の宿など約30軒、総収容可能人数は4,500人と、山陰地方では最大の規模を誇ります。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、いわゆる「塩の湯」。非常に塩分濃度が高く、保温性に大変優れているのが特長です。また、還元系の温泉で、肌の老化を防ぎつるつるにして潤いを与える美肌の湯。女性にとってもうれしい温泉として注目されています。
皆生温泉のみどころ
![]() 皆生温泉は、1981年日本で最初にトライアスロンが開かれた日本のトライアスロン発祥の地。毎年7月には「全日本トライアスロン皆生大会」が開催され、鍛錬を積んだアスリートが集う。 |
![]() 皆生温泉のおみやげスポット。「きないや」とは「来てください」。地元の特産品や地酒のほか、ここでしか食べれない人気スイーツなどの皆生オリジナルの商品も要チェック! |
![]() 鳥取・島根の両県で活躍する若手工芸作家の作品を中心に、陶芸や染色、和紙、絣など普段の生活で役に立つものを展示販売。 |