南紀白浜温泉の歴史と特徴

南紀白浜温泉は、有馬、道後と並ぶ日本三古湯。日本書紀にも記されるなど、飛鳥、奈良朝の時代から「牟婁の温湯」「紀の温湯」と呼ばれ、斉明天皇、天智天皇、持統天皇ら歴代の天皇も訪れています。
外湯は全部で7つ。万葉の時代に「湯崎七湯」と呼ばれた湯壷のうち1300年以上経た現在唯一利用されている「崎の湯」や、2種類の源泉を引く「牟婁の湯」ほか、海辺で外湯巡りをお楽しみいただけます。町内に中心部や、国道42号線沿いの「椿温泉」、三段壁には足湯もあり。「しらすな足湯」などは水着のままで入れ、夏にも人気を集めています。
「白浜」の名前は、遠浅の海に沿って約640m美しい砂浜が続く白良浜に由来。最盛期には1日2万人以上もの人でにぎわう関西圏屈指のビーチは、ハワイのワイキキビーチと「姉妹浜」になっており、街の雰囲気も温泉街というよりも南国のマリンリゾート。歴史ある温泉と、白良浜、三段壁、千畳敷などの景勝地、そしてアドベンチャーワールドをはじめとするアミューズメントスポットの三位一体で、西日本有数のリゾート地として支持されています。
南紀白浜温泉のみどころ
![]() 南北2kmにわたって高さ50mの断崖が続く「三段壁」と、巨大な岩が畳のように広がる「千畳敷」は、白浜の名所。大自然が生み出した雄大な眺めは迫力満点だ。 |
![]() 「人間と動物と自然とのふれあい」をテーマに、サファリツアーやイルカショーなどが楽しめる。ジャイアントパンダの飼育でも知られ、2000年の「良浜」以来、赤ちゃんパンダが誕生。愛らしい姿で人気を集めている。 |
![]() 堅田漁業協同組合が運営する海鮮マーケットで広さ約15,000坪は西日本最大規模。鮮度抜群の魚貝の海鮮どんぶりなども場内で味わえる。和歌山の特産品や全国各地の海産物の販売もあり。 |