秋保温泉の歴史と特徴

宮城の鳴子温泉、福島の飯坂温泉とともに奥州三名湯と謳われる秋保温泉は、仙台駅からも近い、仙台市の太白区に位置。第29代欽明天皇が秋保から運ばせた湯で皮膚病が完治したことを喜び、効能を称えて「御湯」の称号を授与。「覚束(おぼつか)な 雲の上まで見てしかな 鳥のみゆけは跡はかもなし」と詠んだ歌が残されています。(※「名取の御湯」が「な 鳥のみゆ」として、隠語で詠まれています)。
初代仙台藩主となった伊達政宗をはじめとする歴代の藩主も秋保を訪れた際は温泉に立ち寄り、藩主専用の御殿湯で疲れを癒したといわれています。江戸の初期までは、温泉を利用できたのは武家が中心。その後、源泉を中心に宿が設けられ、元禄の時代に入ると武家だけでなく多くの一般の人々にも利用されるようになりました。
現在は仙台の中心部から車で30分足らずという便利なロケーションにも後押しされ、秋保を訪れる人の数は、その仙台中心部、松島に次いで宮城県内で3番目に。名取川沿いに温泉宿が20軒ほど。「仙台の奥座敷」として親しまれています。
秋保温泉のみどころ
![]() 「日本の滝百選」にも選ばれている国指定名勝。落差55m、幅6mの滝は圧巻。美しい紅葉でも知られる。 |
![]() 名取川に沿う大きな奇岩怪岩が魅力的な峡谷。約650mの遊歩道あり。 |
![]() 伝統工芸職人が工房を構える。各工房でこけしや仙台箪笥の販売などを行うほか、各種体験も楽しめる。 |
エリア:宮城県 > 秋保温泉
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伝承千年の宿 佐勘
秋保温泉
伊達政宗公の「湯浴み御殿」として栄えた湯を受け継ぐ元湯の宿

アクセス
JR仙台駅よりバスで約40分

篝火の湯 緑水亭
秋保温泉
野趣溢れる露天風呂、幻想的な篝火・・・心を潤す天空のくつろぎ

アクセス
JR東北本線仙台駅よりバスで約50分
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