旅人目線

杉乃井ホテル

別府・杉乃井ホテル

山は富士 海は瀬戸内 湯は別府。日本が高度成長の真っ只中にあったころ、新婚旅行のメッカでもあったのが別府温泉でした。「東洋のナポリ」と称され、その中でも杉乃井ホテルは憧れの象徴でもありました。時は流れ、昭和から平成へ。さまざまな紆余曲折を経た今、「おんせん県・大分」という新しい顔をバックボーンに、杉乃井ホテルも時代に即した新しい波に乗ってリゾート路線をひた走っています。これでもかというアイデア、いけると思ったことは即実行。まるでアミューズメントパークのような数々の仕掛けに、まんまと引っかかってみることにしました。

 

驚異の稼働率99%

杉乃井ホテル外観

大分空港から車で1時間足らず。別府市街を抜けた小高い山の中腹。本館・中館・HANA館、そして日帰り施設のスギノイパレスの計4ゾーンで構成された、ここはまさに杉乃井タウンです。ホテルの専用バスがひっきりなしに走り、ホテルのスタッフがあちこちで宿泊客の対応に追われ、フロントへ足を運べばこれまた多くの宿泊客がわくわく顔でチェックイン。
平日だというのにこの賑わいは一体?しかもスタッフの表情には余裕すら感じ、ネクタイではなくポロシャツやアロハシャツ姿の若いスタッフをみれば、ここが一大リゾートホテルであることは一目瞭然。一人旅ではありますが、テンションが上がらないわけにはいきませんでした。

送迎バス

客室数は644室。2,900人の宿泊が可能です。このハンパない収容能力。噂には聞いていましたが、そのスケールたるや全国屈指の規模であることはいうまでもありません。 何より、客室の稼働率はなんと99%。ということは常時ほぼ満室。このご時世で、あり得ない驚異的な数字を叩き出しています。リピーター率も高く、幅広い年齢層にも支持されています。
一体どこに人気の秘密があるのか、宿泊客を惹きつけるものは何なのか。自分自身も楽しみながら、わくわくの要因を探ってみようと思います。

額縁ビュー

HANA館のロビーからは、こんなに明るい「額縁ビュー」も。とにかく館内は明るくて清潔感があります。

プレートに写り込んだ別府市街

こんなところにも、オーシャンビューが。プレートに写り込んだ別府市街が印象的です。

 

和テイストとモダンが融合した客室

エルミタージュフロア

今回宿泊するのは、「エルミタージュフロア」といわれる中館6階の一室です。宿泊者のみ利用できる館内施設があったりするので、ちょっと得した気分です。ほの暗い照明が旅人を迎えてくれました。廊下側に直接ドアがある構造ではなく、いったん90度に入ったところにドアがあります。
さきほどの賑わいが一体どこにいったんだろうと思うほど、ここは静寂の別世界。そろりとドアを開けてみました。

竹細工の廊下

いきなり部屋だと思っていた予想は、見事に裏切られました。こんな洒落た廊下に遭遇。よくみると、和のテイストを醸し出しているのは、大分の名産品・竹細工でした。暖色の間接照明と相まって、心まで解きほぐされた感じでした。

部屋

そして部屋。日が差し込み、明るくてモダンで清潔感があって。サニタリーとの間はガラスで仕切られていました。和テイストとモダンとの融合。別府市内や別府湾が見渡せ、清潔感と解放感は最高です。

ソファ

足をポンと投げ出して、リラックス。このホテルにはさまざまな施設があると聞いてきましたが、一人でいたい時はいつでも戻ってこられる自分の城があるのは、うれしい限りです。

ひのきの露天風呂

今回、部屋で一番気に入ったのがこれ。そう、ひのきの露天風呂が、ベランダ部分にあったんです。実はこれ、あこがれでした。思わず笑みがこぼれます。
まだそんな時間でもないのに、蛇口をひねってみました。今すぐにでも湯船に体を投げ出したい欲求を押さえるのに必死でした。客室だけでも、このホテルの人気の秘密がわかったような気がします。いやいや、まだまだ旅は始まったばかりです。

 

シンガポールのあのプールより先?

あしたの日の出時刻

数ある施設の中で、一番気になっていたのがやっぱりお風呂。特筆すべきは、部屋のタオル類を一切持ってこなくてもいいという点。これはありがたいです。

棚湯 棚湯

これが噂の「棚湯」。すっごい眺めです。全国有数の絶景風呂。というか天空の温泉。ホテル自慢の大展望露天風呂からは別府市街や別府湾が見渡せ、お風呂の先はまるで断崖絶壁。5段階の湯船が棚田状につくれられたことから、この名がつきました。オリジナリティーあふれるネーミングです。

シンガポールのホテルの最上階にある、あの有名なプールに似た絶景

この光景、どこかでみたことがある、という人も少なくないでしょう。そう、シンガポールのホテルの最上階にある、あの有名なプールの絶景に似てますよね。実際、そんなことをつぶやいていた人もいましたが、実はあのプールよりも棚湯のほうが先にできていたんです(2003年11月完成)。もしかしたら、たまたま棚湯にきたシンガポールの設計者が「これだ!」とヒントになった可能性もないとはいえず。あとで関係者に聞いた話ですが、以前はシンガポールからの宿泊客がたくさんいたのだとか。ますますアヤシイ。。。

寝湯

最前列は寝湯。あまりにも気持ちよすぎて、寝たままスルリと下へまっさかさま、なんてことは絶対ありませんからご安心ください。

大浴場

言い忘れましたが、別府温泉は源泉数・湧出量とも日本一。観光地も多く点在し、全国からの観光客も少なくありません。

 

九州ナンバーワンのリゾート温水プール

温水プールアクアビート外観 温水プールアクアビート内観

初夏から秋まで、どこのプールよりも早く営業を開始し、どこのプールよりも遅くまで営業しているのがリゾート型屋内温水プール「アクアビート」。2016年度は7月初旬~9月末日までの営業でしたが、今年全面的にリニューアルされました。そのスケールたるや、九州一なのだそう。しかも造波プールとしても九州唯一で、毎年オープン時にはマスコミの注目度も高いそうです。

南国のイメージ

場内は南国のイメージ。なので、温度も常夏なのです。

ウォータージャングルジム

ついこの間完成したばかりの「ウォータージャングルジム」。1,760リットルの水が、遊びのお伴。一定の時間になると、一番上の巨大バケツにたまった水が、下へザバーッと。ピタゴラスイッチ的な面白さがあって、みているだけでも十分楽しかったです。

 

リゾート気分最高潮の「人に教えたくない場所」

シーズテラス

8月に完成したばかりの施設があるのでぜひ、という声を耳にしてわくわく。これぞ中館の特権とばかりに、早速「シーズテラス」へ。まるでバリ島、別府のワンシーンとはとても思えないリゾートシチュエーション。よくもまあこんなものをつくったものだと、感心することしきり。本当に驚きました。
まるで水が左右に割れて、そこへ一筋の道がスーッと現れたような。「動き」まで感じるシチュエーション。誰なんでしょう、こんなことを考えたのは。

シーズテラス シーズテラス

棚湯同様、シーズテラスも絶景感が満載です。高台という立地条件をうまくいかした設計のうまさが、ここにも表れています。ホテル本体との違和感もありません。

人に教えたくない場所

いつまでもいたくなる場所。これぞリゾートの真髄です。

ソファ

チェックイン後、まだ3時間ほどしか経っていないのに、驚きの連続。そういえばこのホテル、チェックインが午後2時30分でチェックアウトは11時。少しでも長く滞在してほしい、というサービス精神の表れだということはすぐにわかりました。

送迎バス

バスは全部で28台所有。ホテルとしてはかなり多いと思います。JR別府駅までのシャトルバスは午前8時30分から22時15分まで、15~30分に1本の割合で運行されています。宿泊客の立場からみたら、この便利さも見逃せません。

シャトルバスとは別に、館内巡回バスも運行中。確かに館内の端から端まで600m近くありますが、決して歩けない距離ではないにもかかわらず、循環バスでサポート。特にダイヤが決まっているわけでなく、待ち時間なくいつでも気軽に乗れるのは本当に便利でした。

 

ナポリが別府にやってきた

シーダパレス

夕食は、去年12月にオープンしたばかりのワールドダイニング「シーダパレス」へ。HANA館宿泊客優先の施設ではありますが、ほの暗い入口に差しかかり、ここでもわくわく感が増殖中。そして廊下をくぐり抜けるとあったのは……。

バイキングレストラン

…もう言葉がみつかりません。すごいことになっていました。まるでイタリア・ナポリの街角にワープしたような錯覚。見上げれば、時間とともに刻々と変わる空の色。周りの建物には灯がともり、それぞれのコーナーでは、自慢の料理が振る舞われているバイキングスタイル。どれが演出で、どれが本物なのか、わからなくなってくるような、夢と現実を行ったりきたり。いくら食べてもいいバイキングレストランでありながら、しばし食欲を忘れて夢のような世界に浸っていました。

シーダパレス

シーダパレスは2015年12月にオープン。かつて別府が「東洋のナポリ」と称されたことがある点に着眼、「それならば実際にナポリのまちをつくってしまおう」というのが発想の原点だそうです。

確かにイタリア・ナポリの街角で食事をしているような、そんな気になるから不思議です。そして宿泊客をみていると、老若男女が楽しく食事をしているシーンが印象的です。そう、食事はやっぱり楽しくないといけません。

アーティスト

ナポリのまちを練り歩くヨーロピアンなアーティストもいます。うまく誕生日とタイミングが合えば「ハッピーバースデー」も歌ってくれます。

本場顔負けのピザコーナー イタリアから石窯をそっくりそのまま取り寄せた

イタリアから石窯をそっくりそのまま取り寄せたという、本場顔負けのピザコーナー。何種類もの本格的なピザが楽しめます。さらに、石窯では大分県産の樫の木の薪を使用するというこだわりようにも恐れ入りました。

 

オプション和食が大人気

関あじ ふぐ刺 焼きガニ 豊後牛ステーキ

つい最近始まったオプションメニューが話題になっているそうなので、早速いただいてみました。地元の漁協より直送された新鮮な魚介類を中心に、関アジや関サバ、ふぐ刺し、焼きガニ、豊後牛ステーキなどの季節によって異なるオプションメニューが、一皿1,000円(税別/2人前)だそう。新鮮な海の幸、とっても美味しかったです。
個人的に気に入ったのは、ジューシーで柔らかい豊後牛。もう一皿いきたかった。それと、ハーゲンダッツのアイスクリームも食べ放題だったのも、うれしい誤算でした。

シーダパレス 巨大水槽

この演出にも参りました。なんと巨大水槽がシーダパレスの中央に。色鮮やかな海水魚が気持ちよさそうに回遊しています。かつてドバイへ研修旅行に行った際、どのレストランにも水槽があることに注目。「じゃ、うちにも」ということで実現しました。海外旅行でピンときたスタッフが、こうしてアイデアをかたちにしてしまうのも珍しくないそうです。
特筆すべきはメンテナンスに従事する潜水夫も「自前」だという点。水槽もピッカピカで、圧倒されるやら感心するやら。恐れ入りました。

すしカウンター デリ メインキッチン シェフ

親子、熟年夫婦、親子三代、大学サークル、友人・知人。さまざまなタイプの宿泊客がいます。それぞれが自分たちのスタイルで食事を楽しんでいます。このホテルには、明確なターゲットはありません。すべての年齢層がターゲットで、すべての年齢層が楽しめる要素が館内にたくさんあるからです。
杉乃井ホテルの人気の理由がやっとわかりました。これならリピーター客は途絶えないだろうし、ほぼ100%に近い稼働率も決して不思議ではありません。何より、宿泊客もスタッフも、実に元気です。まるで、宿泊客とスタッフが一緒になってリゾートの空気をつくり出しているかのような、わくわく感がここにあります。

 

ここまでやるか、とつい

アクアガーデン アクアガーデン

「噴水ショーが始まるよ!」。そんな子どもの声を小耳にはさんで、水着で入れる露天型温泉施設「ザ アクアガーデン」へ。温泉につかりながら観賞できる噴水ショーとしては、ここは世界初なのだそう。
と思いきや、あっオーロラ。。。ではなかったのですが、ショーのために噴出されたスチームに、映像が映し出されていたんです。この日はたまたま山側から風が吹いていたので山側の9つの吹き出し口からのスチームでしたが、海側からの風の時はスチームの吹き出し口も変更されるのだとか。ん~、噴水ショーの前振りにしては、あまりにも凝った演出です。ついつい「ここまでやるか~」という声が出てしまいました。

噴水ショー 噴水ショー 噴水ショー

噴水ショーもいよいよクライマックスに。わずか15分間のエンターテイメントではありましたが、本当に見応えありました。観客もそれがよくわかっているのでしょう、プールサイドに寝ころがったり、お湯につかりながらのんびり「噴水見物」を堪能したり。水着に着替える手間などまったく気にしていない様子です。ついさっきまで、シーダパレスで食事を楽しんでいたというのに。

 

自前のコンビニも

ショップ ショップ ショップ

至るところに多くのショップがひしめき合っているのも、このホテルの特徴です。生活用品的なものから、大分の特産品まで実にバリエーション豊富です。

コンビニ

「近くにコンビニありません?」。そんな多くの宿泊客のニーズに応えるべく、今年8月にオープン。ホテルの近くに、ではなく、ホテルそのものに。しかもスタッフは全員ホテルスタッフだというからさらに驚きです。
コンビニのみならず、次から次へと新しいものが取り入れられる杉乃井ホテル。「あれ、前きた時こんなのあったっけ?」と首をかしげるリピーター客も決して少なくありません。

 

今年は電球300万個

イルミネーション イルミネーション イルミネーション イルミネーション イルミネーション

イルミネーションも、とことん充実していました。あれ、クリスマスはまだ先だったのでは?とつい。この日は少し雨が降ったからでしょうか、館内に比べて外を歩いている人はほぼいませんでした。
それにしても、すごい本気のイルミネーション。ホテルの端から端まで、キラキラストリートがダイナミックに続きます。聞いたところによると、たびたびリニューアルを繰り返し、近々LED電球300万個を達成するのだとか。一体誰が1個1個数えてきたのでしょう。

 

癒しの時間はやっぱり客室で

客室 客室

自室にやっと帰還。身も心もゆったり。ぼんと身を投げだしたい気分。こんな素敵な空間があるのに、ついつい遊びに夢中になりすぎて、部屋でくつろぐ時間がすっかり減ってしまったことに後悔さえしてしまいます。
1泊2日なんて、ここのホテルだとあっという間。せめて2泊くらいは連泊したい気分です。

ベッド

色々楽しいことがありすぎた一日。あれこれ思いをめぐらせていると、次第に眠気に誘われてベッドに身を委ねることにしました。

室内露天風呂からの夜景

あ、でも寝る前にちゃんとお気に入りの部屋内露天風呂にも入りましたよ。

 

バリエーション豊富な朝食バイキング

朝の風景

朝目覚めると、今日もいい天気です。部屋からも、露天風呂からも、ロビーからも、お気に入りのナイスビューが。

朝のシーズテラス シーズテラス

午前6時半。バイキングレストラン「シーズ」のオープンとほぼ同じ時間に、再びシーズテラスへ。青空がクッキリハッキリ水面に映し出されて気分爽快。今日もいい一日の始まりとなりました。

サンライズシーン

早起きは三文の徳。おかげできれいなサンライズシーンにも遭遇できました。

朝の風景 朝の風景

太陽がいっぱいで清々しい朝。リゾートとっておきの朝を満喫できました。

朝食 朝食 朝食 朝食

朝食でも驚きの連続でした。それは何といってもメニューの豊富さ。たとえば、炭火で焼かれたサンマ、同じく、イカまるごと。美味しいお餅を使ったお雑煮。そして朝すき焼き。さらに、コックさんがじかにつくってくれるオムレツのトッピングは何をオーダーしてもOKと、そのバリエーションの多さに、眠気も吹き飛んでしまいました。

お食事中

こうしたちょっとした配慮もうれしいですね。まさに旅人目線です。

 

いつかはうちの子もブライダル

ブライダル ブライダル

このほかにも紹介しきれないユニーク施設がたくさんありました。ざっとご紹介しておきましょう。
ホテルといえばブライダル。真っ先に目に飛び込んできたのがここでした。まるで地中海を連想させる海のみえるシチュエーション。もううっとりですよね。

ブライダル ブライダル

光が降り注ぐ「シャペル ドゥ アクアマリン」横のバンケット「スイートテラス」。明るいピュアホワイトで統一され、晴れの門出を祝う人たちの笑顔が浮かんでくるようでした。

ブライダル

親子三代がリゾートを楽しんできたホテル同様、将来はお孫さんの晴れの日をここで迎えるというのも、ありかもしれません。ホテルで楽しんだ子どものころを思い出しながら、今度は自分たちが新しい家庭をスタート。そしてまた子どもが生まれ、さらにリニューアルなどにより進化を遂げたホテルでリゾートタイムをすごす。家族の成長イコール、ホテルの成長でもあるのかもしれません。

 

スポーツジムそしてスパ

SUGINOIフィットネス&スパ SUGINOIフィットネス&スパ SUGINOIフィットネス&スパ

地域最大級の規模を誇る「SUGINOIフィットネス&スパ」。宿泊客以外の利用者も多く、営業時間には活気にあふれています。

Spa the Ceada Spa the Ceada Spa the Ceada

女性客に人気なのが、ここ「Spa the Ceada」。コンセプトに「柳緑花紅」を掲げ、エイジング効果の高いアルガンオイルを使ったマッサージは、フェイシャルとボディ両方がケアできるとあって、九州圏内でも注目を集めています。

 

あの落合シェフがプロデュースのイタリアン

リストランテ アズーリ

チェックアウト後、少し小腹がすいたもののランチができるレストランはさすがにここにはないだろうと思っていたら…ありました。どこまでも利用客のニーズに答えてくれる持ち駒の多さはさすがです。

リストランテ アズーリ リストランテ アズーリ

本格イタリアン「リストランテ アズーリ」。しかも、あの有名な落合務シェフがプロデュースするとあって、オープン後2年が経ち九州でもすっかり人気店となりました。ちなみに、落合氏がホテルに来訪するタイミングに合わせて開催される料理教室は、地元でも大人気なのだそうです。

 

好きなことを好きなように好きなだけ

杉乃井ホテル 杉乃井ホテル 杉乃井ホテル 杉乃井ホテル

杉乃井ホテルは2年前、創業70周年を迎えました。別府温泉の中でも老舗旅館だった杉乃井ホテルが、さまざまな紆余曲折を経ながらも、常に利用客ニーズを先取りしてリニューアルを繰り返し、確実に進化してきました。 そして、日常の喧騒を忘れて温泉につかってのんびりすごす方法もあれば、こうしてアクティブにリゾートで遊びつくすというスタイルがあることを知ったのも、新しい発見でした。

杉乃井ホテル

好きな時間に、好きな場所で、好きなことを、好きなだけやれる杉乃井ホテル。日本一元気なホテルは、自由度もハンパではありませんでした。
何より、スタッフも宿泊客も元気そのもの。「ここへくれば元気になれる」。そう実感した別府の旅でした。

■取材・撮影 池田厚司